独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月15日、オムロン株式会社が提供する制御システム向けソフトウェア「CX-Supervisor」に複数の脆弱性脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。「CX-Supervisor バージョン 3.5 (12) およびそれ以前」には、同梱されている旧バージョンの「Teamviewer 5.0.8703 QS」が原因で、認証情報の不十分な保護(CVE-2019-11769)、認証情報の保護が迂回される脆弱性(CVE-2018-16550)、機微な情報の漏えい(CVE-2018-14333)、DLL読み込みの脆弱性(CVE-2010-3128)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって機微な情報が取得されたり、システムが乗っ取られたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Linux Kernel において ptrace_link 関数でのプロセスの認証情報処理の不備により管理者権限が奪取可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.11.11 Mon 8:15
CrowdStrike社、航空技術を標的としたハッキング活動を報告 ほか ~ 2019 年 10 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.11.6 Wed 9:15