日本電気株式会社(NEC)は10月10日、さまざまなIoTシステムを構成する機器において、プログラム改ざん検知機能を組み込むソフトウェア「軽量プログラム改ざん検知 開発キット」を11月1日から提供開始すると発表した。IoT機器を狙ったサイバー攻撃が急増しており、その中でもプログラムの改ざんは深刻な脅威となっている一方で、従来のICT向けセキュリティ対策を適用することが困難であった。改ざんを検知するライブラリは3KBに抑えられており、これから実行されるプログラムの部分ごとに検査対象を絞ることで、高速な改ざん検知を実現した。プログラム実行中も検査することで、実行中に発生する改ざんをいち早く検知。これにより、不正なプログラムの実行を防止して被害を最小限に抑える対処が可能になる。価格は年額20万円(税別)からで、今後3年間で5億円の販売を目指す。
米国防総省がサプライチェーン保護のセキュリティ認証公開 ほか ~ 2019 年 9 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.10.3 Thu 8:15