米国防総省がサプライチェーン保護のセキュリティ認証公開 ほか ~ 2019 年 9 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary] | ScanNetSecurity
2019.12.15(日)

米国防総省がサプライチェーン保護のセキュリティ認証公開 ほか ~ 2019 年 9 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]

米国防総省はサプライチェーンに関連した脅威を重く受け止め、ペンタゴンの機密データを扱う請負業者向けに Cybersecurity Maturity Model Certification ( CMMC )を公開しました。複雑でクモの巣のようなサプライチェーンを隅々まで保護することを目的としています。

脆弱性と脅威 脅威動向
 大企業やグローバル企業、金融、社会インフラ、中央官公庁、ITプラットフォーマなどの組織で、情報システム部門や CSIRT、SOC、経営企画部門などで現場の運用管理や、各種責任者、事業部長、執行役員、取締役、またはセキュリティコンサルタントやリサーチャーに向けて、毎月第一営業日前後をめどに、前月に起こったセキュリティ重要事象のふり返りを行う際の参考資料として活用いただくことを目的に、株式会社サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹 氏の分析による「 Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 」をお届けします。※「●」印は特に重要な事象につけられています。

>> Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 執筆者に聞く内容と執筆方針


【1】前月総括

 日本代表が奮闘中のラグビーW杯が開幕しました。一部では反捕鯨を理由としたサイバー攻撃( Operation KillingBay )の噂が囁かれていましたが、現在のところ大規模な事案は報告されていません。一方で、Virustotal 上でオリンピックに関連した悪性コードを含む不正ファイルがアップロードされるなど、来年に向けた不穏な動きも報告されていますので、大イベントに関連した事案におきましては引き続き警戒しておく必要がありそうです。(ラグビーW杯は 11 / 2 までと長いですが・・・)

 諸外国の状況ですが、米国とイランによるサイバー戦争が話題です。米国、イランの双方で攻撃が報告されており、しばらく水面下での攻防が続くものと予想されます。

 セキュリティ管理に関するものとしては、Metasploit が今年5月に報告されたリモートデスクトップの脆弱性「 BlueKeep 」の攻撃コードをリリースしました。同脆弱性に関する攻撃コードは、ワーム化に悪用される恐れがあったため、複数の研究者が非公開とされていたものです。

 また、米国ではペンタゴンと関係するサプライチェーンの脅威に対し、Cybersecurity Maturity Model Certification ( CMMC ) を作成中です。現在、日本企業におきましても、一部の産業分野においては標的企業のサプライチェーンに関わる事業者を標的としたサイバー攻撃が散見されています。その意味では同資料は参考になるものとなりそうです。
《株式会社 サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹》

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