NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は8月8日、デジタルサービスの開始を検討している企業向けに「デジタルサービス向けリスク分析支援」を同日より提供を開始すると発表した。デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を受けて、企業はデジタル技術を活用して自社のコアビジネスをデジタル化することで、競争力を高めようとする動きが加速している。しかし、そうして生み出されるデジタルサービスのビジネスモデルや業務プロセスには複雑な構造になりがちで、サービスを構成する要素に潜むセキュリティの脆弱性が見落とされやすくなる。同サービスは、企業がデジタルサービスを企画・要件定義する段階から関わり、ビジネスモデルとユースケース(ユーザの利用事例)の観点から、デジタルサービスの脅威となりうるリスクを網羅的に洗い出し、適切なセキュリティ対策を提示するもの。具体的には、「サービス仕様・ビジネスモデルの把握と脅威の洗い出し」「ユースケース(ユーザの利用事例)に基づく脅威の洗い出し」「脅威シナリオに対する対応策の立案・提示」の3つの機能で構成される。同サービスにより、自社だけでは見落としてしまう可能性のある脆弱性に気づいたり、より適切なサービス設計やシステムの実装を図ったりすることが可能になる。また、企業がデジタルサービスをサービスインするか否かを意思決定する際の判断材料としても活用できるとしている。
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