チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は6月27日、人工知能(AI)ベースの新たなマルウェア検出エンジンを脅威対策ソリューションの「SandBlast Network」に追加したと発表した。「Malware DNA」と呼ばれる新エンジンは、新種のマルウェアを既知のマルウェア・ファミリーに分類することで、ゼロデイの脅威を検出、ブロックし、被害の発生を未然に防ぐとしている。Malware DNAのAI/機械学習プロセスでは、同社が運用する脅威情報リソース「ThreatCloud」によって検出された、数百万件のマルウェア・サンプルの情報を活用し学習する。サンドボックスを通過したすべてのマルウェアを検査し、既知のマルウェア・ファミリーと合致するコード・パターンや類似した振る舞いの有無を確認することで、新たなゼロデイ脅威の素性を短時間でたどることができるという。