独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月12日、Contest-Galleryが提供するWordPress用プラグイン「Contest Gallery」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.3。東京電機大学 情報通信工学科 暗号方式・暗号プロトコル研究室の岡澤佳寛氏が報告を行った。「Contest Gallery 10.4.5 より前のバージョン」には、CSRFの脆弱性(CVE-2019-5974)が存在する。この脆弱性により、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。