Windows 7などのサポート終了に対し、現状と支援施策を発表(日本マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

Windows 7などのサポート終了に対し、現状と支援施策を発表(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトは、同社製品のサポート終了に関して、ユーザの移行状況と最新のクラウド環境への移行支援施策を発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
日本マイクロソフト株式会社は1月16日、同社製品のサポート終了に関して、ユーザの移行状況と最新のクラウド環境への移行支援施策を発表した。同社は2020年1月14日に「Windows 7」「Windows Server 2008」および「Windows Server 2008 R2」、同10月13日には「Office 2010」のサポートを終了する。

現在、日本国内では、Windows Server 2008搭載サーバが48万台、Windows 7搭載PCは、法人で1,600万台、一般家庭で1,100万台が稼働しているとみられる。これに対し、従業員1,000人以上の企業の95%は、Windows 10への移行に向けた取り組みを開始しているが、中堅中小企業では、Windows 7のサポート終了の認知が63%にとどまっている。

そこでマイクロソフトでは、サーバをクラウド環境へ移行する際に、大容量データを迅速に移行できる「Azure Data Box」、ファイルサーバーとクラウドストレージを同期できる「Azure File Sync」を提供する。また、Windows 7とOffice 2010から最新環境への移行施策として、最新デバイスとクラウドサービスをオールインワンで月額課金モデルにより提供する「Device as a Service(DaaS)+ Microsoft 365」を開始するほか、全国12都市で「クラウド活用による経営力強化セミナー」を開催する。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×