MAMORIO株式会社は9月14日、法人向け紛失防止サービス「MAMORIO OFFICE Console」の提供を同日より開始すると発表した。同社では、コンシューマー向け紛失防止IoTデバイス「MAMORIO」を展開し、紛失防止機能の強化と捜索ネットワークを構築しているが、同サービスは法人利用に最適化されたWebコンソールを、SaaS型サービスの料金体系で提供するもの。同サービスは、各社員へ貸与しているPCや入館証、部署で管理しているマスターキーや客先より預かっている資産の紛失防止サービスとして利用できる。「紛失防止モード」では、MAMORIOが記録している位置情報は物品紛失時にのみ管理コンソール上で確認できるため、個人情報が常に追跡されるようなことがない。MAMORIOを1個あたり月額480円(コンソール利用料込み)から利用できる「SaaS型プラン」と、本体代とコンソール代が別の2つのプランがあり、無料トライアルパックも用意している。なお、今年度内を目処に、拠点ごとに物品の偏在を管理可能な「偏在管理モード」のリリースも予定している。