日本ハネウェルは6月13日、多様な複数プロセス制御ネットワーク、拠点やベンダを有する産業用途向けのサイバーセキュリティ ソフトウェアソリューションを発表した。ICS(産業用制御システム)向けサイバーセキュリティソフトウェア「ICS Shield(ICSシールド)」と、マネージド・セキュリティ・サービスの組み合わせにより「つながった」複数拠点をサイバー脅威から保護するというもの。ICS Shieldは、複数の物理的な拠点、および複数種のオートメーション機器がつながったICS環境を保護する、トップダウン型の制御技術(OT)セキュリティ管理ソリューション。1カ所のセキュリティオペレーションセンターから遠隔地にある複数操業拠点のセキュリティを管理することも可能。また、ICS Shieldのインストール、設定と、継続管理を請け負う「ハネウェル・マネージド・セキュリティ・サービス」を提供しており、さらに同社の専門家からの知識の継承による、顧客側での長期的なサイバーセキュリティ管理体制の構築にも寄与するとしている。