乱立するAIセキュリティ製品、見分け方のポイントは「予測防御」(Cylance Japan)[Security Days Spring 2018] | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

乱立するAIセキュリティ製品、見分け方のポイントは「予測防御」(Cylance Japan)[Security Days Spring 2018]

機械学習にどんなテクノロジーがあり、どんな特徴やメリットがあるかなど、エンドポイントセキュリティ製品の選定のポイントをご紹介したいと思います。

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福岡を皮切りに名古屋、大阪、そして3月7日からの3日間、東京で開催される「Security Days Spring」は、国内外のセキュリティベンダーによるセミナー中心のイベントで、多くの企業や専門家が最新知見の講演を行う。

機械学習による「予測防御」により、99.7%以上という圧倒的なマルウエア検知率を誇る「Cylance PROTECT」を擁するCylance Japan株式会社。「AIを用いたウイルス検知を標榜する製品は多いが、AIにどんなテクノロジーがあり、どんな特徴があるかを示したい」と語る同社 最高技術責任者の乙部幸一朗氏に講演「機械学習を活用したセキュリティの現在と未来~他社AI製品との違いを解説」の見どころについて聞いた。

――日本におけるビジネスの進捗状況についてお聞かせください。

おかげさまで順調に推移しています。グローバルでは、先日リリースを発表しましたが、製品出荷開始から1億ドルの年間収益達成までがわずか3.3年と、米国の主要なスタートアップの中で最短でした。

顧客数が6,000社以上(OEMを含む)、エンドポイント数は1,000万台以上まで拡大しています。日本でも導入事例が増えており、地銀を含む金融機関、政府機関や電力、輸送、小売、製造まであらゆる業種に導入実績があります。日本法人の体制強化にも取り組んでおり、営業・技術部門だけでなく、脅威リサーチ、コンサルティングサービス、サポートなども含めて継続的に増員し日本市場に投資をしている。

脅威リサーチについては、元大手アンチウイルスベンダの研究者としての長いキャリアを持つ本城信輔をチームに迎え、特に注力しています。目下、プロフェッショナルサービスと呼ばれるコンサルティングサービスや、エンタープライズ向けのインシデントレスポンス、ペンテストサービスまで幅広いサービスラインナップを用意しています。

――「Cylance PROTECT」を中核に、総合セキュリティベンダーを志向しているのですか?

コアとなるのはエンドポイントセキュリティです。AIを用いたアンチウイルス「Cylance PROTECT」や、Cylance PROTECTにEDR(Endpoint Detection and Response:エンドポイントの検出およびレスポンス)機能を統合した「Cylance PROTECT with Optics」などで、自社製品としての販売の他、他社製品へのAIプラットフォームのOEM供給、そして上述したようなコンサルティングサービスが中核となります。

――Cylance製品が競合サービスと比べ決定的に優位なポイントを改めてひとつだけ挙げるなら何ですか?

《ScanNetSecurity》

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