アイビーシー株式会社(IBC)は2月19日、一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)の支援により、安全性向上委員会の情報セキュリティワーキンググループとして「kusabi コンソーシアム」を設立したと発表した。「kusabi(楔)」とは、ブロックチェーン技術による電子証明システム(特許出願中)と、独自のデバイスプロビジョニング技術(特許出願中)により、ソフトウェアだけでIoTセキュリティを実現するサービス。同コンソーシアムは、JASA会員をはじめとする企業・団体、および有識者の協力により、実証実験の対象となるIoTデバイスを拡大し、kusabiを活用したIoTセキュリティに関する技術の開発・実証および標準化などの推進を目的に設立した。具体的には、PDCAサイクルにて運用し、IoTデバイスとOTA(Over The Air)で接続するkusabiのプロビジョニングサーバのAPIをコンソーシアムメンバーと協働で策定することで、標準化を図る。成果は外部にもアナウンスしていく予定だという。