x86 アーキテクチャに潜む脆弱性、未定義命令実行後の挙動 | ScanNetSecurity
2020.07.06(月)

x86 アーキテクチャに潜む脆弱性、未定義命令実行後の挙動

加えて、x86にはドキュメントに載っていない命令が存在する。

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SQLインジェクション、バッファオーバーフローはサーバーに不正アクセスしたり、マルウェアを実行させるための手法だ。これらの攻撃は、アプリケーションやOSの脆弱性を利用して実行される。同様な攻撃がアセンブラレベルで可能だとしたらどうだろうか。

現在、高速処理が要求されるグラフィック関連のプログラムや古い制御システムなど、特殊な用途でなければマシン語やアセンブラでコードを書くことはないだろう。しかし、考えてみれば、アセンブラ言語もプログラミング言語のひとつであり、コンパイラが生成するバイナリプログラムもソフトウェアであることには変わりない。

CPUのアーキテクチャに脆弱性があれば、アセンブラやマシン語のレベルで攻撃することも不可能ではない。そんな研究をしたエンジニアがいる。x86アーキテクチャとその命令セットにちょっとしたバグがあることを発見したのは、Christopher Domas氏。 Battelle Memorial Instituteのシニアセキュリティリサーチャーだ。この発表はBlackHat 2017 USAの会場で行われた。

《中尾 真二》

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