SOMPOホールディングス株式会社は11月29日、グループ経営理念である「お客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービスの提供を通じた社会への貢献」の実現を目的に、2018年1月よりサイバーセキュリティ事業に参入すると発表した。これに伴い、同社の傘下でリスクマネジメント業務などを展開するSOMPOリスケアマネジメント株式会社に「サーバーセキュリティ事業本部」を新たに立ち上げ、また「SOMPO Digital Lab」をイスラエルに新設した。サイバーセキュリティ事業への参入は、サイバーリスクが企業経営における重大なリスクに位置づけられている反面、セキュリティ対策が十分ではない企業が多いことから、保険会社として初めてフルラインアップでカスタマイズしたソリューションを提供するために決定したという。ビジネスモデルとしては、高度なサービスを提供するサイバーセキュリティ事業者との提携により、「簡易診断」「高度診断」「方針策定」「セキュリティ強化・対策」「監視・検知」「インシデント対応」「保険金支払」の各サービスをワンストップで提供する「One-Stopプラットフォーム」を構築し、顧客のサイバーセキュリティを総合的にサポートする。事業参入当初の提携企業には、ココン株式会社、株式会社ラック、株式会社アズジェントが名を連ねる。