Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.13(水)

Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

◆概要

Microsoft .NET Framework に遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。当該脆弱性を悪用する悪意のあるファイルを開いてしまった場合、遠隔から任意のコードを実行され、攻撃者に端末の制御を奪われてしまう可能性があります。セキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆分析者コメント

クライアントサイドの脆弱性であるため、悪用するには前提条件が厳しい脆弱性ではありますが、攻撃者グループのキャンペーン活動に悪用される可能性が高い脆弱性であると考えられます。覚えがないメールの添付ファイルを開かないことを心がけるといった日頃の対策はもちろんですが、悪意のあるファイルを開いてしまった場合の危険性を考慮して、セキュリティ更新プログラムの適用により対策することを推奨します。

◆深刻度(CVSS)

[CVSS v2]
9.3
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2017-8759&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C)

[CVSS v3]
7.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2017-8759&vector=AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H


◆影響を受けるソフトウェア

以下のバージョンの Microsoft .NET Framework が影響を受けると報告されています。

    - Microsoft .NET Framework 2.0 SP2
    - Microsoft .NET Framework 3.5
    - Microsoft .NET Framework 3.5.1
    - Microsoft .NET Framework 4.5.2
    - Microsoft .NET Framework 4.6
    - Microsoft .NET Framework 4.6.1
    - Microsoft .NET Framework 4.6.2
    - Microsoft .NET Framework 4.7


◆解説

Microsoft Windows にて、アプリケーションの開発や実行に用いられる .NET Framework にて、遠隔から任意のコードの実行を強制されてしまう脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

    OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

  2. 送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

    送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

  3. GNU wget に HTTP プロトコルのハンドリングにおける値検証不備に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

    GNU wget に HTTP プロトコルのハンドリングにおける値検証不備に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  4. 「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  5. 8以降のWindowsに、特定のメモリアドレスのコードを悪用される脆弱性(JVN)

  6. Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  7. AIや機械学習による自動化がさまざまなサイバー攻撃に活用、2018年予想(フォーティネット)

  8. パケット解析ツール「Packetbeat」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN)

  9. 脆弱性体験学習ツール「AppGoat」の集合教育向け手引書と解説資料を公開(IPA)

  10. サポート終了のモバイルルータ「PWR-Q200」に脆弱性、使用中止を呼びかけ(JVN)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×