チエル株式会社は9月26日、ソフトキャンプジャパン株式会社(SCJ)、韓国Venture Bridge社(VB)の3社による新会社として、SHIELDEX株式会社を設立したと発表した。SCJは、チエルが日本の学校市場向けに販売しているシステムリカバリソフト「WinKeeper(ウィンキーパー)」の開発元である韓国・ソフトキャンプ株式会社の日本法人。またVBは、チエルのパートナーとしてともに授業支援システムおよびデジタル教材を開発してきた。SHIELDEXでは、3社の開発力と販売力を融合した新たな情報セキュリティソリューションとして、無害化ソフト「SHIELDEX(シールデックス)」を、学校市場だけでなくエンタープライズ市場まで幅広く提供することを目的として、情報セキュリティの強靭性向上に向けて取り組んでいくとしている。「SHIELDEX」は、ファイル・メール無害化、転送システム、承認ワークフローシステムをオールインワンで提供する、ネットワーク分離対応ソリューション。コンテンツの無害化と再構成技術(CDR:Content Disarm & Reconstruction)によって持ち込みファイルのデータ無害化処理を行い、安全なコンテンツのみを内部で利用して、PCの重要エリアへの侵入遮断および保護を行う。