Avastは9月12日、AvastとAVG両ブランドのモバイルセキュリティアプリの最新版、および2017年第2四半期のモバイル脅威に関する動向について発表した。新たに発表した製品は、Android向けセキュリティアプリケーション「Avast Mobile Security & Antivirus」と「AVG AntiVirus for Android」の2製品。写真や個人情報を保護するとともに、バッテリー寿命も延長する。モバイル脅威に関する動向では、Androidスマートフォン・タブレットを標的とした攻撃が前年同期比で約40%増加し、1カ月の平均攻撃回数は120万回から170万回に拡大したことがわかった。また、2017年第2四半期のモバイル脅威トップ3は、「ルータ(22.8%)」「ダウンローダ(22.76%)」「偽アプリ(6.97%)」となった。ルータでは、スマートフォンにルートアクセスを要求したりエクスプロイトを悪用することでルートアクセスを取得し、ユーザののぞき見や情報の窃盗を可能にする攻撃が目立った。ダウンローダと偽アプリは、広告によるスパム攻撃が中心となっている。
Microsoft Windows の GDI に Palette オブジェクトにおける整数オーバーフローにより管理者権限で任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2017.9.12 Tue 8:15