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Valveは、ゲーム配信プラットフォーム“Steam”のグループ機能を更新。グループへの招待を無差別に送付する“招待スパム”への対策を施したと発表しています。
この発表では、コミュニティ機能の実装当初は有効に働いていた直接招待によるグループの参加方法が、プレイヤーのニーズに対応できなくなり、また組織化されたスパム送信者による招待スパムの発生につながっていると指摘。問題に対応するためにグループ機能を更新したとのことです。
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新たなシステムのもとではグループの区分は以前の公開、非公開から3種類に増加。増加した“限定グループ”は、公開と非公開の中間に当たるもので、該当のグループに参加したいユーザーはグループのページからリクエストを出し、それが権限を持つ管理者に承認された場合のみグループへ参加することが可能です。もし拒否された場合はリクエストの再送はできず、招待権限を持つフレンドのユーザーからの招待でのみ参加が許される形です。
また、システムの更新に伴って、以前は無制限に行なえ招待スパムの温床となっていた、グループへの招待送信が制限され、公開グループであっても、フレンドへのみ招待が送信可能となりました。限定グループ及び非公開グループについては、対応する権限を持ったユーザーのみ自身のフレンドへと招待送信が許されている模様です。
Valveはこの更新により迷惑なグループ招待のスパムを排除することができるとした上で、向こう数週間に渡って、大量に作成されたスパム行為を目的とするグループのネットワークを特定し、禁止する作業も行う予定であるとのことです。また、知り合いへの連絡がさらに簡単になるよう、フレンドを招待する方法の改善も予定されています。