株式会社日立システムズは3月30日、インターネットに接続された監視カメラや自動販売機などの機器(IoT機器)に対する遠隔操作や乗っ取りなどのサイバー攻撃を検知するサービスを開発したと発表した。2017年6月から主にIoT機器メーカー向けに提供開始する予定。同サービスは、IoT機器の製造段階にあらかじめ搭載するセキュリティソフトウェア(組み込みソフトウェア)と、同ソフトウェアが検知したサイバー攻撃を遠隔監視するサービスで構成される。検知したサイバー攻撃は、同社のセキュリティオペレーションセンター(SHIELD SOC)に知らせることにより、セキュリティリスクを把握し早期に対処することが可能。ソフトウェアは、同社のグループ会社である株式会社セキュアブレインと共同開発したもので、IoT機器本来の動作に影響を与えないように設計され、定期的なアップデートも不要。