3月8日からの3日間は東京で、3月16日には大阪にて開催される「Security Days Spring 2017」。国内外のセキュリティベンダーによるセミナー中心のイベントで、多くの企業や専門家が最新知見の講演を行う。デジタルワークスペースを実現するソリューション「VMware Workspace ONE」を提供するヴイエムウェア株式会社は、ユーザーの利便性とセキュリティの両立こそが、働き方改革成功の条件と考えている。同社 マーケティング本部 シニアプロダクトマーケティングマネージャ 本田 豊 氏に、ヴイエムウェアのソリューションが担保するセキュリティと、Security Days 2017の本田氏の講演のポイントについて話を聞いた。――ヴイエムウェアが提唱する「デジタルワークスペース」とはどんなコンセプトですか。今日、世の中のデジタル化が急速に進んでいます。例えば、これまでデジタルから比較的遠かった教育や医療の世界でも、学校にタブレットやコンピュータが次々と導入されたり、大規模病院における電子カルテの導入率もここ2~3年で急速に上がっています。デジタル化とは、たとえば人によって紙で回されていた稟議書といった業務フローやプロセスがアプリケーション上で実現されることを意味します。また、10年前なら企業のアプリのほとんどがWindowsベースでしたが、その後SaaSや、Webベースのアプリ、最近ではモバイルアプリなど、その種類も、利用する数も増えています。かたやデバイスも、Windows PCだけではなく、Mac、Android、iOSなど多岐にわたります。ヴイエムウェアは、「あらゆるアプリケーションに」「PC、スマホ、タブレットなどあらゆるデバイスを通じて」「場所や時間を問わず」「シームレスに」「安全に」アクセスできる環境を「デジタルワークスペース」と呼んでおり、それを実現するのが「VMware Workspace ONE」という製品です。 ――時間や場所、デバイスを選ばないワークスタイル改革を実現する上では、何が重要なのでしょうか。
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