独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月16日、Splunkが提供する「Splunk Enterprise」および「Splunk Light」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。「Splunk Enterprise」および「Splunk Light」の複数のバージョンには、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-4858、CVE-2016-4856)、オープンリダイレクト(CVE-2016-4859、CVE-2016-4857)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたり、細工されたURLにアクセスすることで、任意のWebサイトにリダイレクトされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。