NTTデータ先端技術株式会社は4月26日、国立大学法人九州大学サイバーセキュリティセンターに、米SYPRIS ELECTRONICS社のサイバーレンジシステム「SyprisCyberRange」を国内で初めて納入したと発表した。同システムは単なる学習システムだけでなく、モデリング&シミュレーション機能も備えた統合システムアーキテクチャーで構成される「サイバーセキュリティ高度実践演習システム」。さまざまなセキュリティトピックスごとに実践的なシナリオでハンズオン・トレーニングを提供できる仮想トレーニングプラットフォームとなっており、個人向けには5段階の難易度からレベルを選ぶことができ、上級者向けに攻撃と防御に分かれたチームベースのダイナミック演習も用意されている。NTTデータ先端技術では、同システムの導入支援から設計構築、保守サービスまで一貫したサービスを提供するほか、教育サポートもオプションで用意する。