印鑑が不要な「サイン認証」を個人向けに提供すると発表(三井住友銀行ほか) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

印鑑が不要な「サイン認証」を個人向けに提供すると発表(三井住友銀行ほか)

三井住友銀行は、個人の利用者向けにサインのみによる本人確認を可能とする「サイン認証」サービスを今年度内にも国内各支店に導入する予定であると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
株式会社三井住友銀行は4月12日、個人の利用者向けにサインのみによる本人確認を可能とする「サイン認証」サービスを今年度内にも国内各支店に導入する予定であると発表した。同サービスは、サインのみで銀行取引を可能にするもの。利用者はあらかじめ自分のサインを登録しておき、取引時に行うサインと照合することで本人確認を行う。これにより利用者は印鑑を持ち歩く必要がなくなり、盗難リスクもなくなるとしている。

同サービスでは、株式会社日本総合研究所(日本総研)と日本電気株式会社(NEC)が「サイン認証」の機能を実現するシステム全体の設計と構築を推進。日本総研とNECがシステム全般の導入、運用を行い、株式会社NTTデータが新技術の活用を積極的に進め、今回新たに開発したサイン認証エンジン「SignID」と支店で利用する「サイン認証」の入力用端末などを提供する。三井住友銀行は、今後も顧客の多様化するニーズに幅広く応えるために、「FinTech」を積極的に活用し、より一層の商品・サービスの拡充を、業界に先駆けて取り組んでいくとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×