株式会社アスタリスク・リサーチは11月18日、セキュアなソフトウェア開発を支援するツールの最新版「SecureAssist 2.5」をリリースし、国内での提供を開始したと発表した。同製品は、米CigitalグループのCodiscope社が開発したもので、ソフトウェア開発者が用いる統合開発環境(IDE)を拡張するツール。開発中のソフトウェアのコードに潜む、脆弱性につながる可能性のある問題箇所を正確に指摘し、具体的な修正案とともに改善を促すスペルチェッカーのような働きをする。最新バージョンでは、人気上昇中のIDE「IntelliJ IDEA 14」に対応した。また、Eclipseでのソースコードスキャンの最速化や、ライセンスのアクティベーションプロセス改善なども行われている。コストの目安は、20名の開発チームの場合で、ライセンスコストは開発者一人当たり年間4万円程度、年間100万円以内で導入が可能としている。また、30日間の無料試用が可能な機能検証版を提供するとともに、本年末までに導入する企業のためにベーシックサポート(通常ライセンス費用の20%)を特別価格で提供する。