【CEATEC 2015】BLE採用の小型タグがスマートフォンと連動、紛失位置の特定や追跡が可能に(落し物ドットコム) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

【CEATEC 2015】BLE採用の小型タグがスマートフォンと連動、紛失位置の特定や追跡が可能に(落し物ドットコム)

 落し物ドットコムは、幕張メッセで10日まで開催された「CEATEC JAPAN 2015」にて、落とし物追跡タグ「MAMORIO」の展示を行った。

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 落し物ドットコムは、幕張メッセで10日まで開催された「CEATEC JAPAN 2015」にて、落とし物追跡タグ「MAMORIO」の展示を行った。

 Bluetooth Low Energy(BLE)を採用した小型タグを取り付けたアイテムを、スマートフォンと連動させることで、置き忘れの防止や紛失位置の特定、複数のユーザーによるクラウドトラッキングでの追跡機能などを可能としている。

 「MAMORIO」はタグとスマートフォンが通信距離外に移動した際に通知を行い、後から場所を確認することができる落し物追跡システム。スマートフォンに「MAMORIO」アプリをインストールしたユーザーが多ければ、クラウドトラッキングによるすれ違い追跡が可能となる。

 他の人の利用しているMAMORIOタグを検知した際に、GPSによる位置情報を付加した情報がサーバーに登録され、後から持ち主が紛失物の位置を特定することができる。

 紛失や落し物の防止という側面だけでなく、置き引き、持ち去りなどの盗難防止ツールとしても効果が期待される。

 「MAMORIO」タグ自体は、SDカード程度の大きさ・薄さなので、お財布やカバンなどのポケットに入れて使うことができる。

 現在、「MAMORIO」タグはプレオーダーとして予約を受付けている状況で、近日正式出荷を予定している。

 また、展示では医療サービスや物品管理サービスなどBtoBでの使用を想定した「MAMORIO Gateway」及び、スマートフォンを利用した簡易金庫・物品管理システム「MAMORIO BOX」などを提案していた。

 ちなみに「MAMORIO BOX」は、BLEタグを取り付けた預かり品を、スマートフォンを取り付けた「MAMORIO BOX」に保管することで、持ち出し履歴の記録や、不正な持ち出しの際には持ち主へアラート通知するといったことが可能。

 会場では、スマートフォンを利用した物品管理システムとして、安価で手軽にシステムを構築できる点が注目を集めていた。

【CEATEC 2015】BLE技術で忘れ物&落し物を通知・追跡する紛失防止タグ

《防犯システム取材班@RBB TODAY》

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