オバマが暗号化の全面支持へと歩み寄る──だが彼は、その意味をわかっているのか?~「ノー・バックドア」を語る漏洩メモは、暗号の基本を把握していない(その 2)(The Register) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

オバマが暗号化の全面支持へと歩み寄る──だが彼は、その意味をわかっているのか?~「ノー・バックドア」を語る漏洩メモは、暗号の基本を把握していない(その 2)(The Register)

大統領は「自発的な協力」という言葉を使うことで、大手テクノロジー企業から「政府は退却した」と言われることを望んでいるのだろう。そうでないなら、全てはライバシーを愛するオタクたちを黙らせておくための政治工作だ。

国際 TheRegister
●ちょっと危うい部分

その選択肢のルートをオバマ大統領が歩むのなら、10 月の大統領声明について支持的な見解が並ぶようにするため、米国政府は今月にも、財界、他国政府、市民組織に働きかける流れとなるだろう。その後、テクノロジー業界に「特定の状況下では、法執行機関がデータへアクセスできるようにする自発的なシステム」に同意させるための流れが 11 月に発生するだろう。

メモには(その流れに関する)具体的な記述がある。

「より多くの同盟国に、我々の立場を支持させる他の政府への働きかけ」「強制することのない自発的な協力関係を米国産業に構築する働きかけ」「米国産業と海外の同盟国の、暗号化の方針に関する公開議論やディベートの開催」

《ScanNetSecurity》

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