独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月11日、キヤノン株式会社が提供するインクジェットプリンタ「PIXUS MG7530」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは4.0。「PIXUS MG7530」には、CSRFの脆弱性(CVE-2015-5631)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモート UI にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をされる可能性がある。JVNでは、リモート UI にログインしている間、他のWebサイトにアクセスしないことで、本脆弱性の影響を回避できるとしている。