日本IBMは4日、国土交通省・国土地理院が1日から公開した「統合災害情報システムDiMAPS」の構築を支援したことを発表した。 「DiMAPS(Integrated Disaster Information Mapping System)」は災害発生時に各情報源からオンラインで提供される各種情報を集約し、リアルタイムに電子地図上に統合表示することで、災害対応を支援するシステムとなっている。 国土交通省のwebページで公開されており、直近では台風による被害状況などを地図上で確認することができる。 地図タイルデータ作成の分散処理に「IBM Platform LSF」が使用され、システム基盤として同社の「IBM業務支援Webプラットフォーム」が採用されるなど、最新のウェブ地図技術を活用したものとなっている。