いま日本の銀行の顧客が、新しい高度な「バンキング系トロイの木馬」による攻撃の最前線に立たされている。そのトロイの木馬は、漏洩したマルウェアのコードを混ぜ合わせて作られたものだ。
IBM Trusteer のセキュリティ研究者たちによると、このマルウェア「Shifu」(Thief、泥棒を表す日本語から名付けられた)は、14 の日本の銀行、および欧州全域で利用されているオンライン決済サービスのプラットフォームを標的としている。
Shifu は、フランケンシュタインが怪物を作り出したのと同じアイディアで、流出した複数のマルウェア種(それらはすでに放棄され、完全に死んでいる)のコードから、強力なパーツを用いて作り上げられている。
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(翻訳:フリーライター 江添佳代子)