日本電気株式会社(NEC)は8月17日、水道やガスなどの重要インフラやプラント等の制御系システム領域のセキュリティのコンサルティングサービスの販売を開始すると発表した。これは、制御系機器のセキュリティ認証制度や制御系システム向けのサイバーセキュリティマネジメントシステム認証などの国際標準規格や基準が相次いで開始されていることを受けたもの。これらの国際標準規格や基準は、内容が極めて専門的で、第三者認証を取得するにはセキュリティマネジメントの理解と経験、実態分析力が必要であり、独力で対策を進めるのは困難であることから、制御システム領域のセキュリティコンサルティングサービスの提供に至ったという。新たなサービスとして「制御系セキュリティ アセスメントサービス」「制御系機器のセキュリティ診断、認証取得支援コンサルティング」「CSMS認証取得支援コンサルティングサービス」「制御系セキュリティ戦略策定コンサルティングサービス」を提供する。