ソフォス株式会社は8月3日、「802.11ac」の無線LAN機能を標準搭載したUTMアプライアンス製品「Sophos SG 125w」および「同 135w」を同日より出荷開始したと発表した。これは、企業のオフィス環境において画像や動画などの大容量データを扱うアプリケーションを複数のモバイルデバイスで利用するケースが増え、802.11acの無線LAN機能を採用する企業が増えたことに対応したもの。今回の新モデルの追加により、既存の802.11n対応モデル「Sophos SG 105w」および「同115w」の4モデルとなり、シリーズ全体では標準モデルもあわせて合計16モデルのラインアップとなる。「Sophos SG 125w」および「同 135w」は、ファイアウォール、アンチウイルス、IPS、アンチスパム、メール暗号化、DLP、Webフィルタリング、WAFなどのセキュリティ機能を、ユーザのニーズに合わせて組み込むUTMアプライアンスに、3本のアンテナを標準装備した無線LAN内蔵モデル。無線通信にVPNを使用しているため、暗号化との組み合わせで多重のセキュリティ対策が施せるようになり、オフィス内の無線LAN環境の脆弱性を最小限に抑えられるとしている。参考価格は、「Sophos SG 125w」が205,400円(4GBメモリ/320GB HDD/1GbE copper x 8)、「Sophos SG 135w」が262,600円(6GBメモリ/320GB HDD/1GbE copper x 8)。