キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2日、自治体のマイナンバー関連業務向けカード追記プリンタ「CX-M1700」を9月下旬から発売することを発表した。キヤノンファインテック製のインクジェット方式プリンターで、通知カードや個人番号カードなどへの券面印字を可能としている。 インクジェット方式のため、従来型の熱転写式による使用済みインクリボンが発生しないため、個人情報の漏洩防止など、セキュリティ面でもメリットが大きい。プラスチックと紙の両方に対応しており、マイナンバー制度で配布されるプラスチック製個人番号カードや、紙製の通知カードなどへの追記・裏書業務などに対応する。 価格はオープン。自治体の窓口拠点での利用を想定しており、同社が想定しているカード追記プリンタの国内市場規模約6,000台への導入を狙う。