日立製作所と日立産業制御ソリューションズは1日、認証精度と認証速度を大幅に向上させた新型の指静脈認証端末を開発したことを発表した。同端末を組み込んだ入退管理システム「SecuaVeinAttestor」を10月中旬から国内向けに販売開始する。 同社従来の指静脈認証端末と比べ、認証速度を約3倍に向上、一人につき2本の指を登録しておく、逐次認証方式により他人受入率を約15分の1に低減。端末の横幅も従来機種の半分以下とスリム化を実現しており、指静脈データやインターフェースは従来機種と互換性があるため、設置済みの入退出管理システムへの増設や更新に使用することができる。 想定する導入先としては、高度なセキュリティが求められる食品や医薬工場、データセンター、金融機関、研究施設、公共インフラ関連の重要施設など。10月中旬から国内で販売を開始し、アジアを中心とした海外にも順次展開していく。 製品構成は、指静脈認証端末(カードリーダー内蔵/無し)、海外向け(カードリーダー内蔵)の3モデルとなる。価格はオープン価格。
Apple OS X における XPC Services API を介して認証を回避し権限昇格されてしまう脆弱性 (rootpipe)(Scan Tech Report)2015.6.29 Mon 8:00