事務局員が使用しているパソコンがウイルスに感染し情報が流出(石油連盟) | ScanNetSecurity
2024.04.23(火)

事務局員が使用しているパソコンがウイルスに感染し情報が流出(石油連盟)

 石油連盟は15日、同連盟の事務局員が使用しているパソコンがウイルスに感染し、石油政策上の要望事項とその関連資料に関する情報が流出したことを公表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
 石油連盟は15日、同連盟の事務局員が使用しているパソコンがウイルスに感染し、石油政策上の要望事項とその関連資料に関する情報が流出したことを公表した。

 石油連盟(Petroleum Association of Japan)は、1955年11月に企業団体として創立され、現在14社の会員会社が参加している。今回、標的型メールによる感染が6月5日に判明。6月9日に公表していたが、その後の調査で、情報流出の事実が13日に判明した。流出したのは、エネルギー政策・税制改正要望・石油精製業強靭化要望など、外部に対して公に表明してきた意見といった内容と関連資料とのこと。

 個人情報の流出は、現時点で確認されていないが、可能性は否定できないという。高効率給湯器導入支援補助金申請者25,093件、広報アンケート当選者等2,214件がこれに該当する。そのため、関係者に文書で連絡するとともに、電話での詐欺等に対する注意を呼びかけている。

相次ぐ標的型攻撃メール被害、石油連盟も情報流出

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×