Duqu 2.0:Kaspersky を攻撃した「ターミネーター」はイスラエル発かもしれない~情報セキュリティ界の大物たちの意見は異なっているが――それが国家的な作戦であることは間違いないようだ(その 1)(The Register) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

Duqu 2.0:Kaspersky を攻撃した「ターミネーター」はイスラエル発かもしれない~情報セキュリティ界の大物たちの意見は異なっているが――それが国家的な作戦であることは間違いないようだ(その 1)(The Register)

彼は、(敵が)自身の強さを自慢するために同社を攻撃した可能性があると示唆している。「彼らは自分自身がクールであり、セキュリティ業界をリードする IT 企業さえ感染させられるということを証明したかったのだ」

国際
Kaspersky の企業ネットワークに対して行われたハッキングは、サイバースパイたちによる「くだらない行動」だったと Eugene Kaspersky は考えている。だが独立系の専門家たちは、決してそれを確信してはいない。

「情報セキュリティ界のリーダー的な企業に対して行われた、この国家支援型の攻撃は、セキュリティ事業の全般にとって悪いニュースだ」という点については、誰もが同意しているようだ。なぜならそれは、攻撃がより洗練され、防御がより困難になっていることを示しているからである。

Kaspersky Lab は水曜日(編集部註:2015 年 6 月 10 日)、同社の企業ネットワークが攻撃を受けたことを発表した。その攻撃はスウェーデン、インド、米国、英国、北アフリカ、東南アジアでも目立った被害を与えており、そこには「現在行われているイランの核会談に対する、ひそかな監視の試み」も含まれている。その標的の一部は、電気通信企業やエレクトロニクス企業だ。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

国際ニュース

Stuxnet

サイバースパイ活動

国際 アクセスランキング

  1. レッドチーム演習大成功 丸五か月間誰も気づけず

    レッドチーム演習大成功 丸五か月間誰も気づけず

  2. ランサムウェア集団が謝罪

    ランサムウェア集団が謝罪

  3. 国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

    国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

  4. [まさか本気でそんなに儲かると思った?]サイバー犯罪者さん 職種別給与一覧 ~ 求人広告22万件調査

  5. Windows 10ではSafeDiscと特定バージョンのSecuROMのDRMシステムを利用した古いゲームがプレイ不可に、セキュリティホールとなる可能性を考慮

  6. 国連サイバー犯罪条約が「グローバル監視協定」になる危険性

  7. 資金力で警察に勝るサイバー犯罪集団とインターポールのプロジェクト

  8. ウクライナの違法な仮想通貨のマイニング工場を摘発、PS4など3,800台のゲーム機を押収

  9. Nimda.E変種ワームが、異なるファイル名を伴って攻撃開始

  10. 「営利企業でなくボランティアに製造物責任負わす」Python 責任者異議

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×