災害時の安否確認をビーコンが自動で登録(YCC情報システム) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

災害時の安否確認をビーコンが自動で登録(YCC情報システム)

 YCC情報システムは、東京ビッグサイトで開催された「自治体総合フェア2015」にて、ビーコンを活用した安否確認システムの展示を行った。デンソーと共同開発したシステムで、災害時の安否確認をビーコンが自動で登録してくれるというサービスだ。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
 YCC情報システムは、東京ビッグサイトで開催された「自治体総合フェア2015」にて、ビーコンを活用した安否確認システムの展示を行った。デンソーと共同開発したシステムで、災害時の安否確認をビーコンが自動で登録してくれるというサービスだ。

 ビーコン(Beacon)とは、BLE(Bluetooth Low Energy)を使って位置情報を配信するデバイスのこと。ビーコンから発信される電波をスマートフォンやタブレットで受信することで、ビーコンの持ち主である社員の安否を素早く確認することが可能になるというのが本サービスの特徴だ。

 使用法は、社員がビーコンを常に携帯しておき、災害発生時もビーコンを持って避難するだけ。避難場所で部門長があらかじめインストールしておいた専用アプリを受信オンにすると、その場でビーコン情報を収集、クラウド上のサーバにデータをアップする。アップされた安否情報一覧はブラウザで確認でき、Excel、Word、PDF形式での出力も可能だ。

 避難場所にいる社員の安否情報をビーコンが自動で登録してくれるため、点呼や安否確認の手間と時間を大幅に削減できる。現時点では受信機用アプリはAndroid端末のみ対応。今後は学校向けのシステムや子どもの見守りサービスなどへの応用も考えているとのこと。

ビーコンを活用した安否確認システム……YCC情報システムがデンソーと共同開発

《小菅@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×