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2018.08.21(火)

箱根山の大涌谷園地付近に火口周辺警報、立ち入りも規制

脆弱性と脅威 脅威動向

 気象庁は6日、箱根山の神奈川県箱根町大涌谷園地付近(噴煙地)に火口周辺警報を発表した。それに伴い箱根町では地域防災計画に基づき、大涌谷園地への立ち入りを規制した。箱根町は7日、規制は観光客の安全を守るため、というメッセージを発表した。

 気象庁が出した警報「火口周辺警報(レベル2)」とは、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生、あるいは発生すると予想される場合で、火口周辺(半径300m)以外は通常の生活が出来る。火口周辺規制が出ているのは、大涌谷噴煙地を中心とした半径約300mの範囲。そのため大涌谷を通るロープウェイや、そこへ繋がる道路およびハイキングコースの通行止めを行った。

 このように今回の措置は、大涌谷の噴煙地に近い地区への立ち入りを規制するもので、箱根の他の地域まで規制は及ばない。箱根に「箱根山」という名称の山は存在せず、箱根内輪山(早雲山、神山、駒ヶ岳など)と箱根外輪山(金時山、明星ヶ岳、大観山など)の総称として使われている。

 噴煙地以外の施設や交通機関は、平常通り営業しており、住民もいつもどおりの生活をしているという。「観光客の皆様におかれましては、町や関係機関からの関連情報に十分留意していただきながら、つつじ、新緑の箱根観光を満喫していただきたい」と箱根町企画観光部観光課。

 いっぽう気象庁地震火山部が7日16時00分に発表した「箱根山の活動状況」(第6号)では、火山活動が活発な状態で経過しているとして、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を継続している。気象庁や神奈川県温泉地学研究所が実施した現地調査では、大涌谷温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのを確認しているという。

 気象庁によると、4月26日以降増加している火山性地震は、引き続き多い状態で経過している。気象庁と神奈川県温泉地学研究所が設置している傾斜計では、地震活動に関連するとみられる変動が観測されている。

 4月26日以降の火山性地震の発生回数は、5月5日の116回をピークに、6日は14回、7日(15時まで)は10回と回数を減らした。低周波地震、火山性微動は観測されていない。

箱根山、規制地以外では通常運行……レベル2警報は継続

《高木啓@RBB TODAY》

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