2008年の Black Hat Japan を最後にしばらく途絶えていた Black Hat Asia ですが、数年前から開催されはじめました。Japan が開催される前はシンガポールで開催されていたので、戻ったという方が適切かもしれません。Black Hat Europe もアムステルダムからロンドンに移るようですし、Black Hat も少しずつ変わりつつあります。
Black Hat は現在 UBM という大企業が主催する大規模カンファレンスの一つですが、セッションの数も膨大です。Black Hat Asia も3トラックのブリーフィングス、4トラックのアーセナル、それにスポンサートラックが加わり、2日間に同時に合計8トラックのセッションが走ります。どのセッションを聴講するのかを絞るのも困難なほどの数ですが、日本からは FFRI の愛甲さんと忠鉢さんが講演されるほか、アジア領域のレビューボードに Beist が加わったことから韓国系スピーカーも若干数セレクトされているように見えます。登録費用は2日間で US$999 ~ US$1,400 です。