白山工業は、地震発生時の免震ビルにおいて人の安全や事業継続のための迅速な対応を可能にする計測地震防災システム「VissQ-IS(ビスキューアイエス)」を4月1日から発売する。 免震ビルであっても、大きな地震の際には状況に応じた対応が求められることを背景に、被災度判定支援、免震層の健全性や点検要否の判断、免震効果の確認などの機能を持ち、建物の継続利用の判断を助けるものとなっている。 本サービスは、同社が地震防災システムとして展開している「VissQ」シリーズの免震ビル向け製品。建物の中間階、最上階に加え免震層の上下にも地震計を設置し、地震到達時の免震層を含めた建物全体の揺れをリアルタイムに把握するシステムで、計測した加速度値をもとに免震層の健全性や点検要否の判断、免震効果の確認を可能としている。 これにより、避難誘導や設備点検の優先順位、帰宅困難者の受け入れなどを決定する際に、建物の継続利用可否の判断を助ける。また、地震時に得られた情報は、ビルのテナントへの状況説明、建物の健全性の再確認などに有効に活用することが可能だ。 対象となる免震ビルは大臣認定免震、告示免震ビル。価格は1,000万円からとなり、同社は初年度の販売目標100棟を見込んでいる。