【セキュリティショー2015】デジタルズームでも高精細な映像の取得が可能に、火山の火口監視などの用途も想定(ADL) | ScanNetSecurity
2025.03.01(土)

【セキュリティショー2015】デジタルズームでも高精細な映像の取得が可能に、火山の火口監視などの用途も想定(ADL)

 東京ビッグサイトで6日まで開催されている「セキュリティショー2015」。そこに出展するADLで展示されていたビデオカメラ用超望遠レンズ「HZ62X1235」を紹介しよう。

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薄曇りの野外で約3.2km離れた場所から「江ノ島」を被写体として撮影した広角時の映像
  • 薄曇りの野外で約3.2km離れた場所から「江ノ島」を被写体として撮影した広角時の映像
  • 同じ条件で「江ノ島」を被写体として撮影した1,550mm相当のデジタルズームで撮影した映像
  • デモ展示されていた会場内を撮影した様子。どこの受話器を撮っているのかと思ったら…
  • 先ほどの写真の受話器から広角の映像に戻していくとなんと赤丸部分にある受話器だった
 東京ビッグサイトで6日まで開催されている「セキュリティショー2015」。そこに出展するADLで展示されていたビデオカメラ用超望遠レンズ「HZ62X1235」を紹介しよう。

 本製品は、光学ズームがf=12.5-775mmで65倍ズームを実現し、さらにデジタルズームを使えば最大1,550mm相当まで拡大できる。数字だとピンとこないかもしれないが、屋外で晴天時に利用すれば、3km先にある展望台の上にいる人を視認することもできるのだ。また、このレンズはf値3.5-7と明るく、昨今のHD画質の監視カメラに使うことで、デジタルズームでもかなり高精細な映像の取得が可能になる。

 官公庁や警察、軍など高いレベルのセキュリティを要するような場面や、現場にはなかなか近づくことができないような火山の火口監視など、防災用途での導入が想定されている。

【SS2015速報リポート006】3km先にいる人も認識……超望遠ズームレンズ

《小菅@RBB TODAY》

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