NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は2月5日、企業向けの情報セキュリティ運用監視サービス「FNCサービス」に新メニューを発表した。新メニューは、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)上で稼働するWAFの提供と、それによる監視を行う「WAF管理サービス for AWS」。同日より提供を開始している。WAFには、Imperva社が2014年に発売した「SecureSphere WAF for AWSシリーズ」を採用している。また、Webサイトへの攻撃の監視、分析、危険度に応じた対応などは、同社のNCSIRTが24時間365日体制で担当する。
WAF管理サービス for AWSは、導入時におけるポリシーの設定から導入後の監視までを、ワンストップで提供するもの。導入後は、WAFの防御ロジックに通じた専門のアナリストが、当該Webサイトへの攻撃を監視・分析し、攻撃の危険度やサイトへの影響を判別し、Webサイトのセキュリティを維持する。自社のサーバ環境で既存のWAFを利用し、Webサイトのセキュリティを確保してきた企業も、本サービスを利用することにより、同等以上のセキュリティレベルをAWS上でも確保することが可能となる。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》