ブックレビュー Brian Krebs著「Spam Nation」 (2) サイバー犯罪産業略史 | ScanNetSecurity
2022.06.25(土)

ブックレビュー Brian Krebs著「Spam Nation」 (2) サイバー犯罪産業略史

薬品関連のスパムがなぜあれほど増加したのかを説明しておきたい。理由は簡単。儲かるからである。スパムで薬品を告知すると薬は売れる。そして一度購入した顧客は継続して購入することが多い。購入者の多くはアメリカ合衆国に住む者たち。アメリカは皆保険制度ではない。

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2003年、Pavel Vrublevsky(通称RedEye)とIgor Gusev(通称Desp)が、ChronoPayというクレジット決済サービスをロシアで開始した。

このサービスはアンダーグラウンドで広く受け入れられたが、2005年にIgor Gusevは袂を分かち、2006年にスパム配信会社SpamItとGlavMed始めた。

Vrublevskyも2007年にスパム配信会社Rx-Promotionを設立し、薬のスパムに精を出すようになる。また、ChronoPayは2006年頃からロシアの大手企業でも使われるようになった。

2008年頃のアンダーグラウンドビジネスは、FSBやロシア政府高官をバックにつけ、やりたい放題だったようだ。毎月の利益はおよそ6億円…

※本記事は本日配信したScan有料版に全文を掲載しました
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