撤去予定だったスーパー防犯灯を再活用、新たに防犯カメラと街灯を設置(静岡県CC緑化協会) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

撤去予定だったスーパー防犯灯を再活用、新たに防犯カメラと街灯を設置(静岡県CC緑化協会)

全国各地に設置されている「スーパー防犯灯」は、警察への通報、防犯カメラ、サイレン、インターホン通話機能などが盛り込まれた街頭緊急通報システムだ。

製品・サービス・業界動向 業界動向
 全国各地に設置されている「スーパー防犯灯」は、警察への通報、防犯カメラ、サイレン、インターホン通話機能などが盛り込まれた街頭緊急通報システムだ。しかし近年では、設置コストに対する効果が薄かったり、経年変化や老朽化によって、各地で撤去が進んでいる。

 静岡県浜松市では、老朽化で撤去予定だったスーパー防犯灯の支柱部分を残してNPO法人に払い下げ、再活用して防犯対策に役立てる取り組みが進んでいる。例えば、市内の10基のスーパー防犯灯はカメラの故障などで機能していなかったが、NPO法人「静岡県CC緑化協会」に譲渡され、4月には新たに防犯カメラと街灯が設置される予定だ。管理費用の一部は広告看板の設置で賄う予定もあるという。

 スーパー防犯灯が設置された当時と比べると、現在では防犯カメラの設置運用コストは大幅に下がり、カメラ自体の性能もアップしている。高コスト、老朽化で運用できなくなったスーパー防犯灯は全国各地に存在するため、再活用によって防犯効果を高める動きへの注目度は大きい。

浜松市で老朽化したスーパー防犯灯をNPO法人が再活用! 全国から注目が集まる

《小菅篤@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×