ソフトバンクモバイルは25日、通信事業者として初めて海上保安庁と「災害時における通信の確保のための相互協力に関する協定」を締結したことを発表した。大規模災害発生時の早期の通信復旧が目的とのこと。 ソフトバンクモバイルは、衛星携帯電話などの通信機器を、人命救助活動などに必要な通信手段として、海上保安庁に提供する。一方海上保安庁は、衛星携帯電話や充電器などの被災者支援物資を緊急搬送するなど、被災地で通信の復旧作業を行うソフトバンクモバイルに対し協力を行う。 今後両者は、スムーズな連絡体制を確立するとともに、合同訓練なども実施する。