WireLurker はジェイルブレイクしていない iPhone と iPad を攻撃することを可能とし、「そういったデバイスはマルウェアの脅威を実質的に免れる」という常識を覆した最初のマルウェアである。
WireLurker に関する警告を最初に発した Palo Alto Networks は、中国の iPhone ユーザー、およびタブレットユーザーたちの間で、そのマルウェアが実際に感染している様子が見られたと語った。
その後、セキュリティダッシュボードベンダー AlienVault Labs の研究員 Jaime Blasco が、「WireLurker の C&C サーバのアドレスが含まれた Windows の実行ファイル」を発見した。そのサンプルは Palo Alto に渡され、そして Palo Alto が分析した結果、それが WireLurker の古いバージョンであることが確認された。