Open Web Application Security Project(OWASP)の日本支部であるOWASP Japanは9月1日、企業・団体の情報セキュリティ担当の責任者を対象としたアンケート「CISO Survey 2014」をグローバルで一斉に開始すると発表した。本調査は、アプリケーションセキュリティ問題への取り組みに関するもので、回答者に他の組織の取り組みと比較する機会を提供し、自組織の意思決定の示唆を得ることを目的としている。前回は英語だけでの調査であったが、今回は英語、日本語、中国語、ヘブライ語、ポーランド語(予定)の5カ国語での調査となる。本調査はCISO Surveyプロジェクトチームが制作し、日本のボランティアチームにより日本語化・展開する。日本においては、2014年11月に本調査の速報に関する発表を行い、本調査データの分析後、調査データを集約した報告を2015年1月にOWASPのWebサイトでの公開を予定している。