伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は8月8日、「CTCマネージド・セキュリティ・サービス(CTC-MSS)」の提供を10月1日より開始すると発表した。本サービスは、ユーザのセキュリティ機器の状況を24時間365日遠隔から監視するCTCセキュリティ・オペレーション・センター(CTC-SOC)を開設し、緊急時の対応、機器の設定変更や運用等を一元的に行うというもの。同社はセキュリティニーズの高い、金融業や製造業、公共等のユーザを中心にCTC-MSSを提供し、2015年度で100社への販売を目指す。同社はCTC-MSSの提供にあたり、金融業を中心に世界で約6,000社にセキュリティサービスを提供している米SilverSky社(正式名称:Perimeter Internetworking Corp.)と提携した。ワールドワイドな脅威情報の収集によるグローバルな企業へのサービス提供と、長年のノウハウの蓄積による、幅広い製品群を網羅する対応が可能としている。脅威の監視・分析にあたっては、攻撃手法の分析や対応策の研究・開発を行うセキュリティアナリストをサービス開始時点でSOCに14名配備し、今後も継続的にアナリストの分析技術の更なる高度化や増員を図っていくという。