画像管理ソフト「Piwigo」に複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

画像管理ソフト「Piwigo」に複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Piwigoが提供する、Web上で画像ファイルを管理するためのソフトウェア「Piwigo」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月8日、Piwigoが提供する、Web上で画像ファイルを管理するためのソフトウェア「Piwigo」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Piwigo バージョン 2.6.3 およびそれ以前」には、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2014-4649)およびクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2014-3900)が存在する。また「Piwigo バージョン 2.4.6 より前のバージョン」には、XSSの脆弱性(CVE-2014-1980)が存在する。

これらの脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン可能な第三者によって、データベース内の情報を取得されたり、当該製品にログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたり、細工された画像ファイルを閲覧した際に、ユーザのWebブラウザ上で任意の JavaScript が実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしたり、パッチを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×