トレンドマイクロ株式会社は7月25日、Microsoft Office 365利用者向けに、近日新しく複数の機能強化を行うと発表した。これらの強化により、マイクロソフト社が提供するインフラからのデータ紛失や、巧妙化が進む不正プログラムに対する総合的な防御を提供するとともに、組織における集中管理を実現し、トレンドマイクロがコミットメントする、クラウドアーキテクチャのセキュリティを高めるソリューション展開を推進する。トレンドマイクロは、エンドポイント、Web、メールを包括し、マイクロソフト環境におけるマルチレイヤ―の脅威防御とデータ保護の強化を支援する。この相互連携したセキュリティ提供により、Citadel、Luuuk、SpyEye、ZeuSといった攻撃から、エンドポイント、アプリケーション、ネットワークレベルにおいて、幅広い防御機能を用いてユーザを保護する。これらのソリューションは、ユーザ組織それぞれのビジネス要件に応じた最適な状態に防御を調整することが可能で、オンプレミス、クラウド、およびハイブリッド環境のいずれにおいても、クラウドに移行するうえで動的に変化するIT環境にフィットするよう、柔軟に対応するとしている。