アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)は7月22日、アカマイ傘下のプロレクシック・テクノロジーズ(プロレクシック)による2014年第2四半期(2014年4月~6月)の「グローバルDDoS攻撃レポート」を発表した。これによると、同四半期のDDoS攻撃は引き続き回数も、平均およびピーク時の帯域幅もともに高い水準で発生している。サーバ側のボットネットを構築する際、攻撃者の標的とされてきたのは、Linux、Apache、MySQL、PHP(LAMP)のスタック、およびMicrosoft Windows サーバOSの各種バージョンなど、既知の脆弱性を持つソフトウェアをサーバのインスタンスで実行するPaaSおよびSaaSのベンダであった。またWordPressやJoomla、あるいはそれらのプラグインなど、一般的なCMSの脆弱なバージョンも標的とされた。