全国約50拠点のネットワークを一元的に可視化し、攻撃の兆候を把握(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

全国約50拠点のネットワークを一元的に可視化し、攻撃の兆候を把握(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、宇徳がトレンドマイクロの標的型サイバー攻撃対策ソリューションを導入したと発表した。

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トレンドマイクロ株式会社は7月3日、株式会社宇徳がトレンドマイクロの標的型サイバー攻撃対策ソリューションを導入したと発表した。港湾、物流、プラント事業を中核とした総合物流事業者である宇徳は、東京のデータセンターに集約された物流システムや人事・経理・会計システムに、全国約50拠点合計約1,000台のPCからネットワーク接続して業務を行っている。IT部門では、昨今の標的型サイバー攻撃の動向から、システム管理者がデータセンターを経由するネットワーク監視を行い、全国拠点のセキュリティを一元的に管理することが急務だと感じていたという。しかし、自社IT部門のみでネットワーク監視ログを分析し、サイバー攻撃の予兆を発見することは、IT部門のリソースから限界があった。

そこで、全国拠点のネットワーク監視を実現し、セキュリティの専門家であるトレンドマイクロのエンジニアの分析による脅威の可視化が可能なソリューションとして、「Deep Discovery」およびプレミアムサポートの導入を決定した。採用にあたっては、ネットワーク監視とトレンドマイクロエンジニアの分析により、IT部門のリソースを圧迫することなく、潜在的な脅威リスクがリアルタイムに可視化できることが評価された。宇徳へ提案を行った大塚商会とトレンドマイクロが連携し、宇徳社内のシステム状況に則した適切な提案を迅速に行ったこともポイントだったという。

また、プレミアムサポートの活用により、脅威防御に高い専門性を持った専任スタッフから適切な対処法をアドバイスされること、疑わしい通信が発見された場合や、万一インシデントが発生した場合にも24時間365日体制で対応が可能なことも、高く評価された。宇徳では、今回導入したソリューションと、従来から活用していたトレンドマイクロの総合エンドポイントセキュリティ対策製品「ウイルスバスター コーポレートエディション」との連携により、サイバー攻撃に対するより高度な対策を実現し、検知・分析・対処・保護の脅威防御ライフサイクル全体を通じた運用を実現できるようになったとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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